肝臓の数値が悪かった方、肝機能障害と診断された方・・肝臓に良いお酒の飲み方を知れば、禁酒までしなくても、肝機能の数値が回復する可能性があります。
肝臓に良いお酒の飲み方とは、「量・時間・つまみ」の3つの注意点を知ってお酒を楽しむ事です。

肝臓に良いお酒の飲み方
肝臓に良いお酒の飲み方 |
・適量はビールは大瓶1本、日本酒は300mlほど ・時間をかけてゆっくりと ・つまみを食べながら ・肝臓に良いつまみとは? |
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・適量はビールは大瓶1本、日本酒は300mlほど

肝臓に良いお酒の飲み方として、まず始めに注意しないといけないのが「お酒の量」になります。これは当たり前ですよね。
肝臓はお酒を分解して解毒する作用を持ちますが、大量のお酒を飲むと解毒能力がだんだんと弱くなり、肝機能障害を起こすようになります。肝臓の能力も限界があるという事です。

・時間をかけてゆっくりと
日本人は欧米人に比べ、アルコールを分解&解毒する能力が弱い国民だという事が分かっています。なので、お酒を急に大量に飲むと肝臓が働ききれずに、悪酔いや急性アルコール中毒など起こしてしまうのです。
一気飲みをして昏睡状態になる大学生の事故も発生してますので、30歳を超える方は尚更「お酒はゆっくりと飲む」を心がけるようにして下さい。
・つまみを食べながら

アルコールが血液中に吸収される速度は非常に速く、つまみを食べずにお酒だけを飲み続けると、肝臓のアルコールの分解&解毒間に合わずに、どんどん血液中に吸収されてしまいます。
つまみを食べるという行為は、肝臓にアルコールの分解&解毒する時間を与える他に、胃の粘膜と胃を守るという効果もあります。お酒は「つまみを食べながらゆっくると飲む」、常にこれを意識してお酒を飲みましょう。

・肝臓に良いつまみとは?

肝臓に良いつまみの代表的な物は、大豆製品(冷奴、湯豆腐、枝豆など)、タウリンが多い海鮮食品(牡蠣、タコなど)、食物繊維の多い食品(キノコや野菜など)です。
昔からお酒のつまみには枝豆や冷奴とは良く言ったものですが、肝臓に良いおつまみの代表格です。その他では、肝臓の力をアップさせるタウリンが多い海鮮の刺身や酢の物、肝臓の働きを助けるビタミンが豊富な野菜スティックなども肝臓に良いおつまみとしてお勧めです。
また、英語で「肝臓」を意味する「レバー」は、肝臓を強くしてアルコールの代謝をサポートしてくれる食品なので、肝臓に良いつまみの定番として「レバニラ炒め」を忘れないで下さいね。
お酒の飲み方で、肝臓は改善する!

【肝臓に良い】
肝機能の回復、サプリメント、ごろ寝&足上げ昼寝、半身浴
【肝機能障害の原因】
高カロリー&高糖質、肥満&運動不足、飲酒、ウイルス性肝炎
【肝機能の平均値と対策(年代別)】
20代、30代、40代、50代、60代、70代
肝機能の数値が高い原因がお酒の方・・禁酒しなさいと言われても、なかなかお酒を断つことは難しいですよね。
もちろん、今日からお酒の飲み過ぎは禁止になりますが、「肝臓に良いお酒の飲み方」を実践すれば、徐々に肝機能の数値に変化が出てくると思いますよ。