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肝機能障害とは、主に3つの肝機能の数値(γ-GTP、AST、ALT)が基準値を超える場合に使われる言葉です。γ-GTPの基準値は50 IU/L以下、ASTとALTの基準値は30 IU/L以下となっています。
肝機能障害には、生活習慣による脂肪肝やアルコール性肝炎、輸血の針から感染するウイルス性の肝炎など様々な物があります。
それでは、肝機能障害の詳しい病名と対策を一覧表でまとめておきます。
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肝機能障害の病名は?

肝機能障害の病名は? |
・アルコール性脂肪肝・アルコール性肝炎 ・過栄養性脂肪肝・急性肝炎・慢性肝炎 ・劇症肝炎・ウイルス性急性肝炎 ・肝硬変・肝癌・原発性肝癌 など |
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基本的には、γ-GTPの数値が高い方はアルコール性の肝機能障害の疑いがあり、ASTやALTが高い方は、どのくらいの数値なのか、どちらの数値の方が高いのか等で、ある程度は病名を絞り込む事ができます。
【肝機能障害】
AST/ALT 比でわかる病名、6つの検査項目、回復させる方法
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肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれ、痛いかゆいなどの症状はほとんどありません。ゆっくりと悪化していき、気が付いた時には手遅れというケースも見受けられます。
そんなことにならないように、定期検査は必ず受けて、肝機能の数値を確認するようにしましょう。
【肝機能障害の症状】
症状一覧表、眠気、頭痛、疲労感・だるい、体のかゆみ、黄疸(おうだん)、皮膚の異変、足がつる
肝機能障害の対策とは?

肝機能障害の対策とは? |
・禁酒と節酒 ・食生活の見直し ・服用中の薬の確認 ・日常生活のチェック ・運動を始める |
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肝機能障害と診断されて、飲酒習慣がある方は、やはり禁酒もしくは節酒が必要です。特にγ-GTPの数値が高い方は、禁酒は必修となります。
脂っこい食事が好きな方、御飯や麺類など糖質をたくさん摂る方、カロリー過多の方は、非アルコール性脂肪肝を発病しやすい傾向があります。
肝機能障害の方の多くは、気が付かない内に脂肪肝を患って、時間の経過とともに、肝炎や肝硬変に悪化させてしまいます。自覚症状がないので、定期検査をしない方は肝機能障害を患ってもほとんどの方は気が付きません。必ず定期検査を受けるようにして下さい。
また、最近患った持病や一時的な病いの投薬にも注意が必要です。
最近、精神科(うつ病、睡眠障害など)に通院し始め、精神安定剤や睡眠薬などを服用していませんか?この種の薬は、肝機能障害を引き起こす可能性があります。
最後は、日常生活のチェックを行いましょう。仕事や家事におけるストレスの有無、睡眠時間が6時間以上あるかどうかの日常生活のチェックが大切です。
【肝機能障害の原因】
原因一覧表、飲酒、高カロリーと高糖質、肥満と運動不足、寝不足とストレス、ウイルス性肝炎、服用薬、脂質の多い食事
肝機能障害【厳選】対策


ストレスが多い方や6時間未満の睡眠の方は、肝機能が低下して次第に肝機能障害が起きやすくなります。また運動不足の方も、肥満や中性脂肪が蓄積しやすいので、脂肪肝を患う傾向があります。
肝機能の対策は、ウォーキングなどの運動を日常化して、ストレスを解消して良く寝る!肝機能障害は、これで対策改善していきましょう。