肝機能障害の原因はウイルス性肝炎

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日本人の肝機能障害の原因で最も多いのが「ウイルス性肝炎」で、その中でもC型肝炎が約230万人でトツプ、続いてB型肝炎が約140万人で二番目に多くなっています。

ウイルス性肝炎は症状が出にくく、知らない内に肝硬変や肝臓癌になってしまう方も多い肝機能障害なのです。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていますが、症状はゆっくりと、気が付いたら重症だったという方が多いという事ですね。

今日は、肝機能障害【ウイルス性肝炎】の種類と原因と治療についてまとめておきます。

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肝機能障害【ウイルス性肝炎】の種類と原因について
ウイルス性肝炎は主にA型・B型・C型・D型・E型の5種類
日本人に一番多いC型肝炎
日本人に二番目に多いB型肝炎

ウイルス性肝炎は主にA型・B型・C型・D型・E型の5種類

日本で多いウイルス性肝炎は主に5種類です。食べ物由来で感染するA型・E型肝炎、輸血針や体液から感染するB型・C型・D型肝炎です。

ウイルス性肝炎は現在、日本人の100人に2~3人が発病する「21世紀の国民病」と言われています。つまり、高血圧、脂質異常症、糖尿病に次ぐ国民病という位置付けになるので十分に注意が必要なのです。

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日本人に一番多いC型肝炎

ウイルス性肝機能障害

その中でも日本人に一番多いのがC型肝炎で、肝臓癌へ進行した方の約80%は、慢性C型肝炎だと言われています。

輸血針からの感染は今は激減していますが、刺青の針やピアスの使いまわしなどが原因で、C型肝炎ウイルスを患う方が増え続けています。

日本人に二番目に多いB型肝炎

男性

現在は母子感染によるB型肝炎はほぼなくなり、現在増えてるのが、性的接触や体液が原因のB型肝炎(ジェノタイプ A)です。このタイプのB型肝炎は慢性化しやすい傾向があり注意が必要です。


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肝機能障害【ウイルス性肝炎】の対策・予防・治療は?
ドクター

ウイルス性肝炎は、食べ物が原因のケースが減ってますので、問題はC型とB型肝炎の対策だと思います。

最近は欧米のサッカー選手や外国の若者の刺青を見る機会も多くなり、日本でもかつてのような刺青のイメージはなく、ファッションの一部と考える若者も増えています。

海外に行くと、格安の刺青屋さんがたくさんありますが、針の使いまわしの可能性もあり、C型ウイルス性肝炎にかかる可能性が高いと思われます。一時の興味だけでC型肝炎を患う機会を増やさないように注意しましょう。

<C型肝炎の治療>
C型肝炎ウイルスはワクチンがなく、予防するには自分を危険な状況に置かない事が大切です。C型肝炎の治療は、飲み薬の抗ウイルス療法又は注射による抗ウイルス療法(インターフェロン治療)が行われます。

<B型肝炎の治療>
B型ウイルス性肝炎はワクチンがあり予防することができますが、もしB型肝炎にかかった場合は、抗ウイルス療法(インターフェロン治療)が一般的です。

B型ウイルス性肝炎も慢性化すると危険で、肝硬変や肝臓癌への進行を抑制するだけにとどまるケースも多く治療が難航します。大切なのは、ウイルス性肝炎にならない、事前に予防する、役所の検査は毎年受ける、が基本となります。

肝機能の数値が良くなり喜ぶ男性とその奥さん
【肝臓に良い】
お酒の飲み方ごろ寝&足上げ昼寝食べ物飲み物半身浴

【肝機能障害の4大症状】
体のかゆみ足がつる疲労感(だるい)黄疸

【肝機能の平均値と対策(年代別)】
20代30代40代50代60代70代

今日は、肝機能障害【ウイルス性肝炎】の種類、原因、予防、治療などについてまとめました。慢性化すると治療が難しいのが肝機能障害「ウイルス性肝炎」です。年に一度は検査を受けて、早めに発見、予防、治療していくようにしていきましょう。


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