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肝機能障害の3大原因といえば、1、脂肪肝 2、ウイルス性肝炎 3、飲酒の3つですが、30代40代50代の中年男性に多いのが、大量の飲酒による肝機能障害(アルコール性肝障害)です。
毎日の飲酒それも大量にお酒を飲むと、肝臓のアルコール解毒作用の遅れや肝臓内の中性脂肪の増加などから、脂肪肝そして肝硬変、最悪の場合は肝臓癌にまで進行する可能性があります。
今日は、肝機能障害の原因【飲酒】とその対策をまとめておきます。

肝機能障害の原因は飲酒 |
![]() ②中性脂肪増加⇒脂肪肝⇒肝硬変 |
①アルコール解毒作用が間に合わない
肝臓の働きの1つに「アルコールの解毒作用」がありますが、大量の飲酒を長期にわたり続けてしまうと、次第に肝臓におけるアルコールの解毒作用が間に合わなくなり肝機能障害の原因になります。
人により肝臓の強い弱いがありますが、通常は5年以上毎日大量の飲酒(日本酒3合・ビール大瓶3本以上)を続けると、肝機能障害(アルコール性肝障害)になると言われています。
アルコール性肝障害の特徴は、肥満でも痩せ型でも発病する点です。見た目ガリガリでも肝臓の肥満(肝機能障害)という方が多いという事です。

②中性脂肪増加⇒脂肪肝⇒肝硬変

毎日の大量の飲酒は(日本酒3合・ビール大瓶3本以上)、中性脂肪⤴⇒脂肪肝⤴⇒肝機能障害⇒肝硬変というのが規定ルートです。よほど強い肝臓をお持ちでないと、無事に10年以上は過ごせません。
今は正常値の私も、かつて飲酒習慣が原因で、γ-GTPと中性脂肪が同時に高くなり「マイルドな脂肪肝」と診断された時期がありました。
適度な飲酒は「百薬の長」ですが、毎日の大量飲酒は「万病の元(特に肝臓)」である事を改めて認識しておきましょう
肝機能障害の原因【飲酒】お酒の飲み方を知って数値を改善させる! |
![]() ・時間をかけてつまみを食べながらゆっくりと飲酒 ・休肝日を作る(週2日飲酒しない) 肝臓は回復能力が高い臓器なので、週に2日肝臓にお休みを与えると、肝機能が元気な状態に戻ると言われています。 毎日の飲酒が適量を(少し)超える方でも、上記のように「肝臓に良いつまみを食べながら、時間をかけて、週2の休肝日」といった飲酒習慣を身に付ければ、肝機能の数値も徐々に回復してくる事でしょう。 もし肝機能が更に悪化した場合は、禁酒生活を余儀なくされます・・・お酒の飲み方を今日から変えて、飲酒生活を続けられるようにしていきましょう。 原因は知らないだけ!:お酒の飲み方、肝臓に良い食べ物(つまみ) |

【肝臓に良い】
ごろ寝&足上げ昼寝、飲み物、半身浴
【肝機能障害の原因】
高カロリー&高糖質、肥満&運動不足、寝不足&ストレス、ウイルス性肝炎、服用中の薬
【肝機能の平均値と対策(年代別)】
20代、30代、40代、50代、60代、70代
今日は、肝機能障害の原因【飲酒】についてまとめました。肝臓に良いお酒の飲み方で、肝機能をグングン回復させていきましょう!