運動不足と肥満

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肝機能障害の大きな原因として肥満と運動不足があります。肥満の方の20~30%が脂肪肝があり、運動不足の方は肥満、糖尿病、脂質異常症そして肝機能障害の元凶である「脂肪肝」になりやすい事が分かっています。

今日は、肝機能障害の原因【肥満と運動不足】についてまとめておきます。

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肝機能障害の原因【肥満&運動不足】について
医師

肥満⇒生活習慣病⇒脂肪肝⇒肝機能障害
運動不足⇒肥満になりやすい

肥満⇒生活習慣病⇒脂肪肝⇒肝機能障害

肥満から生活習慣病(糖尿病や脂質異常症)が発病し、肝臓に脂肪がたまる「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」を発症するケースも多くみられます。これは1990年代頃からの食の欧米化(高カロリー・高糖質・高脂質)が原因で急増してきました。

また肥満の方は、生活習慣病にならずとも脂肪肝を患い、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を発病するケースも近年増えていて注意が必要です。

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運動不足⇒肥満になりやすい

中年の男

そして急速に普及した食の欧米化は、軽度の運動不足の方も肥満になりやすい環境に変化させました。

1990年ごろまでは、日本人は低カロリー食であったため、多少運動不足であっても肥満にならずに済んでいましたが、欧米食(高カロリー食)を消費出来なくなり、皮下脂肪や肝臓の脂肪が増えてきたのです。

つまり軽度の運動不足でも、生活習慣病(糖尿病や脂質異常症や高血圧)になる可能性があり、実際に生活習慣病の患者数は年々増え続けている状況です。

最近では、ジョギングやジム通いなど、運動不足解消をしてる方も増えてきました。今まで運動はゼロ・・・という方も是非運動習慣を身に付けていきましょう。


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肝機能障害の原因【肥満&運動不足】の対策は?
ドクター

4人に1人が糖尿病もしくはその予備軍、脂質異常症と肝機能障害にいたっては成人の3人に1人が異常値を示しており警笛が鳴らされています。肥満と運動不足の対策は急務と言えるのです。

<肥満の対策>
最近は低カロリーで低糖質な商品が、スーパーで数多く並ぶようになりました。それらの商品を出来るだけ利用して、一日の摂取カロリーを抑えて、肥満の解消や予防を行います。

特に、ジュースなどの飲料には注意したいですね。例えば、コカ・コーラ0、アクエリアス0などの糖質0飲料や糖質0ビールなどは味も良いので利用価値は高いと思います。

<運動不足の対策>  男性
人気が高いウォーキングやスポーツジムで水泳などを週に2~3回行い、運動不足を解消させるのがベストです。

しかし、なかなかやる時間がないという方も多いと思います。そこでお勧めなのが、会社員は一駅手間で電車を降りて歩く事と主婦なら自転車や自動車は使わないで歩くことです。

「歩く」は運動というより、「何かのついで」的な感じもあるので比較的続けやすい運動です。「歩く」は皆さんが思ってる以上に、運動効果が高く、生活習慣病を始め肝機能障害の予防に効果があるのです。

肝機能障害の原因【肥満&運動不足】対策  肝機能の数値が良くなり喜ぶ男性とその奥さん
【肝臓に良い】
半身浴食べ物飲み物ごろ寝&足上げ昼寝お酒の飲み方

【肝機能障害の原因】
飲酒高カロリー&高糖質ウイルス性肝炎

【肝機能の平均値と対策(年代別)】
20代30代40代50代60代70代

運動不足や食べ過ぎによる肥満は、生活習慣病へ進みやすい事が分かっています。肥満が原因の糖尿病、脂質異常症、高血圧、肝機能障害というのは、今では基本ルートとなりつつあるのです。

生活習慣病や肝機能障害に不安がある方は、その元凶である「肥満と運動不足」の解消に向けて、今日から一歩ずつ対策を打つようにしていきましょう。


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