寝不足男性とストレス女性

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寝不足とストレスは万病の元と言われるように、肝機能障害だけでなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症など、いろいろな病の原因となる事がわかっています。

人は、就寝中に体や臓器を休ませる動物であり、ストレスのない環境で体調を維持できる生き物です。寝不足とストレス解消は、肝機能障害の予防や対策には必要不可欠なものと言えるのです。

今日は、寝不足とストレスが、どうして肝臓に悪影響を及ぼすのか、肝機能障害になりやすいのかまとめておきます。

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肝機能障害の原因【寝不足とストレス】について
医師

寝不足で肝臓が疲労する
ストレスは肝機能を低下させる

寝不足で肝臓が疲労する

睡眠中は、副交感神経が働くので、体や各臓器の回復時間となりますが、寝不足の方は肝臓を回復させる時間がないという事になるので、肝機能が次第に低下(疲労)していき、肝臓内の血流(肝血流)が悪くなっていきます。

肝機能障害の基本は、「横になって安静」というものですが、これは肝血流を良くして肝機能を回復させるのが目的です。ですが、寝不足が継続すると、肝血流が昼夜問わず常に少ない状態となり、肝機能障害が起きやすい状態になってしまうのです。

肝臓を元気に保つには、寝不足を解消して、肝臓に休息時間と回復時間を与える事が大切だという事になります。

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ストレスは肝機能を低下させる 困惑する男性

肝臓は、アルコールの解毒、エネルギー生成と貯蔵などを行う臓器ですが、これらの作業を行う際に、活性酸素も同時に作り出しています。

通常活性酸素は、毒素やウイルス等から体を守る大切な物質ですが、ストレスを異常に受けると、活性酸素が大量に生成されてしまう事があります。

そして異常なストレスによって作り出された活性酸素が、肝細胞を傷つけ、肝機能を低下させてしまうという事態が引き起こります。

大量の活性酸素は、肝臓だけでなく、その他の臓器の細胞も破壊したり、血流をコントロールする自律神経にも影響を与えるので、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病の原因にもなってしまうのです。

ストレスは万病の元・・・働きすぎ、家事のし過ぎは大敵です。肝機能障害の対策をするなら、ストレスを解消させ十分な睡眠時間を確保する必要があるのです。


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肝機能障害の原因【寝不足とストレス】の対策は?
ドクター

仕事や家事は適度にさぼることが大切です。40代50代は仕事や家事のピークを迎えており、寝不足になりがちなのは誰もが同じです。

仕事は早く退社して帰りにお酒は飲まない、早く帰宅した夫に掃除洗濯をしてもらい、夫婦そろって早く寝る・・・という具合に寝不足を解消させるのが最適です。

(オーストラリアで使われる言葉:Happy wife, happy life.)

また、寝るまでの時間が少し出来るので、ストレス解消のウォーキング、肝臓に良い夕食後のごろ寝、ゆっくりと半身浴など、肝機能を回復させる生活習慣を実施する事が出来るようになります。

肝機能障害の原因【寝不足&ストレス】対策  肝機能の数値が良くなり喜ぶ男性とその奥さん
【肝臓に良い】
ごろ寝&足上げ昼寝食べ物半日断食半身浴お酒の飲み方

【肝機能障害の原因】
肥満&運動不足飲酒高カロリー&高糖質脂質の多い食事

【肝機能の平均値と対策(年代別)】
20代30代40代50代60代70代

今日は、肝機能障害の原因である寝不足とストレスについてまとめました。寝不足とストレスを解消出来れば、肝機能の数値もグングン改善していきますよ。


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