50代の肝機能の基準値、平均値、対策

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50代の肝機能の基準値と平均値、肝機能の数値が高い原因と対策を一覧表にしました。

50代の肝機能の基準値は、ALT(GPT)30IU/L以下、AST(GOT)30IU/L以下、γ-GTP 50IU/L以下となっています。

次に、50代の肝機能の平均値を見てみましょう。

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50代の肝機能の基準値・平均値
スマホの方は一覧表を横にしてご覧下さい。
50代
基準値と平均値
ALT(GPT) AST(GOT) γ-GTP
基準値 30 30 50
男性の平均値 27 26 58
女性の平均値 21 23 27

50代女性は、肝機能の数値に関しては、問題ない方が多いようですが、問題はやはり50代男性です。γ-GTPの平均値は58で基準値を超えています。

40代男性のγ-GTPが52でしたから、50代に入りγ-GTPは更に悪化してしまうようです。

肝機能の数値が基準値を超える場合の具体的な病名を挙げておきます。

・ALT(GPT)>AST(GOT)=肥満、脂肪肝、慢性肝炎。
・AST(GOT)>ALT(GPT)=アルコール性脂肪肝炎、肝硬変、肝臓がん、心筋梗塞などが疑われます。

【肝機能の数値】
ALT(GPT)のすべてAST(GOT)のすべてγ-GTPのすべて

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50代の肝機能の数値が高い原因と対策


 医師

 【50代】肝機能の数値が高い原因

飲酒(アルコール)習慣
薬物性肝障害
高カロリー高糖質の食事
ストレスと運動不足

50代の肝機能の数値が高い原因を挙げました。若い時から止められない高カロリー高糖質の食事、ストレスがピークを迎える50代はお酒や過食に走りがち、帰宅時間も遅く休日もないので運動不足など、とにかく肝機能の数値が基準値を超える環境が整っています。

そして50代なると、投薬が伴う病気を患う方も多くなるので、薬物性肝障害も見逃せません。

薬物性肝障害が起きる可能性がある薬は、抗生物質、解熱鎮痛薬、精神神経薬などです。何か投薬を伴う持病がある場合は、薬物性肝障害にも注意を払うようにしましょう。

【肝機能障害の原因】
原因一覧表飲酒高カロリー運動不足ストレス服用薬

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 50代男性

 【50代】肝機能 基準値への対策

禁酒する
青魚を中心にした和食
γ-GTPを下げる食べ物を知る
運動&筋肉の増強



50代の肝機能対策は、禁酒、青魚を中心にした和食、運動の日常化です。青魚をよく食べる方は、肝臓がんになりにくいことが、国立がんセンターの調査で分かっています。また日常化された運動は、ブドウ糖(糖質)の燃焼と老廃物の排出能力が上がり、肝臓の機能(作用)をサポートするのです。

そして最後に忘れてはならないのが、50代のγ-GTPの平均値は58で超えてるという事実です。(γ-GTPの基準値は50以下です)

γ-GTPを下げる食べ物は、大豆製品(豆腐・納豆)、にんにく、しじみ、、帆立、牡蠣、イカ、タコ、にしん等があります、γ-GTPの数値が基準値を超える50代の方は、禁酒と併行してγ-GTPを下げる食べ物を食べるようにしましょう。

医師

50代の肝機能の基準値への道

全年代の平均値一覧表回復させる40代60代食べ物飲み物

【肝臓に良いもの】
サプリお酒の飲み方半日断食ごろ寝・足上げ昼寝半身浴

今日は、50代の肝機能の基準値・平均値・高い原因と対策をまとめました。50代の皆さんの肝機能アップにつながれば幸いです。


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