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肝機能の検査項目は、ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTP、ALB、ALP、ZTTなどたくさんありますが、この中でも特に左から3つが基準値を超えると肝臓病の可能性を指摘されます。
肝機能の数値が高い場合、食事療法や運動療法や投薬が基本治療となりますが、肝機能の数値が基準値より高い原因を把握しておく事が大切です。
そこで、肝機能の数値が高い原因を10個一覧表にしましたので、あなたの原因をこの中から見つけ出し対策を立てるようにしましょう。
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肝機能の数値が高い10の原因

肝機能の数値 が高い10の原因 |
・飲酒習慣 ・高カロリー食 ・高糖質の食事 ・脂質の多い食事 ・肥満(肝臓肥満=脂肪肝) ・ストレス ・寝不足 ・運動不足 ・ウイルス性肝炎 ・服用中の薬や重篤な病気 |
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・アルコールが原因
肝機能の数値が高い原因として一番多いのは、やはりお酒の飲み過ぎによる肝機能障害です。アルコールによる肝機能障害になると、まずγ-GTPの数値が上がり、ALT(GPT)、AST(GOT)の数値も徐々に上昇する方が多いです。
そして、肝臓は沈黙の臓器と言われる通り、症状というものはほとんど出ずに、どんどん悪化していき、脂肪肝⇒肝硬変⇒肝臓癌へと変貌していきます。
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・食生活が原因
食事内容が、肝機能の数値が高い原因になってる方もいます。
脂質や糖質やカロリーが多い食事をする方は、お酒を飲まなくても中性脂肪が多くなり、肝臓に脂肪をためやすい状態(脂肪肝)になります。
そしてお決まりのコース、中性脂肪の増加⇒脂肪肝⇒肝硬変などの肝機能障害へと進行してしまいます。
・ストレスや寝不足が原因
肝機能の数値が高い原因として、40代50代60代に多いストレスや寝不足があります。ストレスや寝不足がある方は、肝臓の機能を低下させて、肝臓に存在するべきγ-GTP、ALT(GPT)、AST(GOT)が血液中に流れ出てしまい、肝機能の数値が上がります。
ストレス解消と寝不足に最適なのは有酸素運動です。軽いウォーキングを取り入れると、ストレスを解消出来るとともに、適度な疲労感があり熟睡できるようになるので、寝不足解消にもなり一石二鳥です。
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・ウイルス性肝炎が原因
ウイルス性肝炎は、主に輸血の針や刺青を行う時にウイルスに感染して肝炎となる病気です。輸血によるウイルス性肝炎は少なくなりましたが、刺青によるウイルス性肝炎が20代30代といった若い年代で増えています。
ウイルス性肝炎になると、ALT(GPT)、AST(GOT)の数値が100以上(500以上で重篤)になります。患者さんのレベルによりますが、インターフェロン治療や投薬治療などが行われます。
・服用中の薬が原因
肝機能の数値が高い原因が、持病の薬や一時的な病気の処方薬になってる方がいます。この場合は、投薬の変更や中止などを行い、一旦肝機能の改善を目指してから、持病や一時的な病気の治療を行う事が多いようです。
【肝機能障害の原因】
飲酒、高カロリーと高糖質、肥満と運動不足、寝不足とストレス、ウイルス性肝炎、服用薬、脂質の多い食事
肝機能障害の対策


【肝臓に良いもの】
食べ物一覧表、飲み物一覧表、サプリメント、運動、お酒の飲み方、半日断食、ごろ寝・足上げ昼寝、半身浴
【肝機能の数値】
ALT(GPT)のすべて、AST(GOT)のすべて、γ-GTPのすべて
あなたに該当する「肝機能の数値が高い原因」を見つけたら、肝機能対策を立てていきましょう。
頑張れば、肝機能の数値は必ず良い方向へ向かいます。